スポンサーリンク
サッカーのリフティング技を成功させるには、自分の思った場所にボールを蹴り上げる技術が必要になってきます。
とくにインステップ(足の甲)を使ったリフティングを正確に長く続けることができれば、いろいろなリフティング技を成功させやすくなります。
もちろんリフティング技のなかにはインサイド、アウトサイド、ヒール、足裏などを使うものも存在します。
リフティングのプロ(フリースタイルフットボーラー)ほど全身を使ってリフティング技を披露する傾向が強いように思います。
そんな彼らも最初の頃はとにかくインステップを使ったリフティングを何度も実践して、基礎技術を徹底的に磨き上げてきています。
ということで、今回はインステップを使って正確なボールコントロールをするために必要な基礎技術についてお話してみようと思います。
リフティング技を成功させたいならリズムを意識しろ
サッカーブラジル代表の選手たちは独特のリズムでサッカーをします。
ロナウジーニョ・ガウーショやコウチーニョ、ネイマールなどを含む超一流選手ほど全身を使ってリズムを作り出しています。
わかっていても一対一で突破されてしまうのは、リズムで間合いを外されたり、重心の逆をつかれたりするからです。
実はサッカーのリフティング技を成功させるうえでもリズムというのが必要になってきます。
例えば、右足インステップでボールを蹴り上げた高さが左足インステップで蹴り上げたときよりも高い位置にくれば一定のリズムでリフティングをすることは不可能です。
ようするに、ワンツーワンツーといった感じですべて一定のリズムでボールコントロールする必要があるということです。
リズミカルにリフティングを行うには軸足の使い方がポイントになってきます。
どちらかの軸足が棒立ちのような状態になるとリズムは生まれてきません。
軸足となる膝はつねに柔らかい状態にして、軽く「くの字」にしながらインステップでボールを触ってあげるようにします。
リフティング技を成功させたいならボールを高く蹴るな
リフティングの技を成功させるには、ボールを高く蹴らないことです。
ボールを高い位置に蹴り上げてしまうとボールコントロールがしにくくなるので、技の成功確率が低くなってしまいます。
例えば世界的に有名なリフティング技のなかにボールをまたぐアラウンド・ザ・ワールドというリフティングテクニックがあります。
アラウンド・ザ・ワールドを成功させるには、とにかくボールを低い位置にコントロールした状態でボールをまたぐことが大切です。
You Tubeなどの動画投稿サイトでアラウンド・ザ・ワールドを検索すると、ほとんどのフリースタイルフットボーラーがボールを膝下でコントロールしながら技を披露しています。
一般的なリフティングではインステップ(足の甲)でミートさせて高く蹴り上げるのですが、リフティングの技をするうえでは高く蹴り上げる方法はおすすめしていません。
ボールを高い位置に蹴り上げないようにしながら、膝下でボールをコントロールすることができれば、いろいろなリフティング技を成功させることができるので是非ものにしましょう。
リフティング技を成功させるインステップキック
一般的にインステップキックは足首に近い足の甲でボールをミートさせます。
ですが、リフティング技を多用するときは、若干ボールを触る場所が異なります。
足の甲ではなく、親指と人差指の付け根あたりでボールの中心を捉えれば、膝下近くにボールを蹴り上げることが可能です。
最初は少し違和感を感じるかもしれませんが、慣れてくれば親指と人差指の付け根でミートできる感覚を体得できます。
一定のリズムでボールを膝下でコントロールできるようになれば、リフティング技を連続して成功させることができるので是非チャレンジしてみてください。
サッカーボールの空気圧をさげて、柔らかめの状態(弾力のある状態)にしておけば、人差指と親指の付け根でボールの中心を蹴る感覚をマスターしやすくなります。